日本人経営の学校

以前は、フィリピン留学=韓国系学校でしたが、近年は日系(日本人経営)の学校も増えてきました。
資本国籍が異なるだけでなく、日本人経営らしいメリットのある特徴があります。


 

日系学校はマンツーマンが多い

フィリピン留学最大の魅力であるマンツーマンレッスンですが、日系学校はその比率が高いです。

韓国はほとんどの若者がフィリピン留学する国のため、最大のニーズは「安さ」です。そのため、韓国人学生に受け入れれられるためには、まずは価格ありきになるため、韓国人学生が多い韓国系学校は、講師・設備ともにコストの掛かるマンツーマンはあまり多くできません。日本人学生は効率重視なこと、シャイなことからマンツーマンが多いことを望みますが、意外なことに韓国人学生にとってはマンツーマンの多さは、それほど優先度は高くありません。


日本人比率が高いことはデメリット?

「韓国人のお友達を作りたい」という目的で留学されるのであれば、日本人比率が高くなる日系の学校は選ぶべきではありません。あくまで目的は英語力の向上というのであれば、意外なことに日本人比率が高いことはデメリットではありません。

「学校選びは国籍バランスを考慮する」という考えは、欧米留学においての常識であって、フィリピン留学には考えても意味がありません。

まず、日本人と韓国人で99%を占められており、多彩な国籍の学生との交流はしようがありません。そしてほぼ2つの国籍しかないということは、学校のサービスがどちらかの国籍向けに合わせがちになります。つまり、韓国人学生が多い学校は、韓国人から好まれるサービス・雰囲気の学校になります。具体的には、以下のようなものです。



フィリピン留学は英語学習と滞在生活がセットになった全寮制のため、学校と滞在場所で別々にベストな選択を組み合わせることができません。そのため、滞在生活でストレスを抱え込むと逃げ場がなくなります。そのため、日本人学生に対して十分な配慮があるサービスを提供している学校の方がストレスのない生活と送ることができます。日系学校はその点で最も心配のない学校と言えます。


日本人比率が低い=英語環境?

欧米留学は、日本や韓国など東アジア諸国からだけでなく、南米、東欧、中東など様々な国籍の学生が集まります。特定の国籍の学生が集まらない学校を選ぶことによって、自然と英語を話す環境が出来上がります。

しかし、外国人は韓国人しかほぼいないフィリピン留学で、日本人が少なければ英語を話す環境になるのかというと、答えは「No!」です。韓国人学生が多いと、韓国語が飛び交う環境になるだけです。国籍バランスで英語環境が出来上がるのは、各国籍の学生がどれも少人数で、様々な国籍の学生が集まっているという条件を満たす必要があります。つまり、国籍バランスが隔たるのが仕方ないフィリピン留学では、「日本人比率が低い=英語環境」という構図が成り立たないのす。

また、欧米留学は1日4時間程度のレッスンしかないために、他の学生との交流時間が豊富です。しかし、フィリピン留学は朝から夕方まで、オプションクラスも受講すれば、丸一日レッスンを受ける日が続きます。このため、英語による交流相手は学生ではなく、フィリピン人教師たちです。学生同士の英語コミュニケーションは、英語力不足で短い文や単語での会話になりがちで、学習効果はあまり期待しずらいです。

学生の国籍バランスばかり気にしますが、フィリピン留学はマンツーマン主体のカリキュラムのため、大勢の教師を必要とします。そのため、キャンパス内にはフィリピン人教師が大勢いるという環境になります。英語が流暢で、さらに教え方も知っている教師たちとの会話時間を増やすことは容易です。そのため、学校内では日本人学生とフィリピン人教師が談笑している光景は至るところで見かけます。実はレッスン以外で英語を話す相手は、異国の学生ではなく、フィリピン人教師がその役割を担うのがフィリピン留学の特徴です。

さらに、English Only Policyを導入して強制的に英語を使わざる得ない環境にしたり、食事時間に教師と同席するEnglish Tableの設置など、レッスン以外の時間に英語を使うイベントやプログラムを準備することで、日本人学生しかいなくとも、英語をより使える環境にしている学校もあります。


日系学校はタイプが様々


日系学校の多くは、主流の韓国系学校の欠点を克服することでより良い学校作りをしています。しかし、何を問題視して解決しようとしているかは、学校経営者の考え方によります。

例えば、日系学校に多いタイプとして、レッスンをビルの中で受講し、学生寮はホテルやコンドミニアムを使うものです。このような学校は、短期留学を主眼としたサービス内容や価格設定になっていることが多いです。

一方、韓国系の人気校のように、学校らしさを感じられるキャンパス型の学校もあります。このような学校は本格的な長期留学を意識しているために、総合力は高いです。

また、英語で学習相談することが難しい初級者向けに、日本人スタッフのカウンセリングを行っている学校もあります。実は韓国系の学校では実施されており効果のあるサービスでしたが、それらの学校では日本人には行われていないサービスでした。

韓国系の学校は、日本人スタッフの人数が少なく多忙なため、あまりきめ細かいサポートは期待できません。日系の学校は日本人スタッフが充実しているために、日本人感覚にあわせた充実したサポートを受けることができます。


日本人学生に最適化された
お勧めの日系英語学校

エリア
学校名
校舎・ドミトリー 立地 ポイント


TARGET
同じ敷地内に教室とドミトリー、屋外休憩スペースなどがあるキャンパス型 市街地の高級住宅が多い住宅地に立地。複数の大型ショッピングモールまで徒歩圏。 長期留学にも十分耐えられる教育体系・設備・環境を誇る本格派英語学校。マンツーマン豊富ながら、セブの相場なりの価格設定はコストパフォーマンス抜群。


NILS
教室はビル内にあり、ドミトリーは車で5分の距離 教室は外資系の多いITパーク内のビルにあり、周囲は店舗が多い。ドミトリーは住宅地に立地。 オールマンツーマンカリキュラムによる柔軟な学習内容が魅力。数少ない通学OKのプランがあるため、住環境は自分で好きに選びたい方にもお勧め。


Brilliant
同じビルディング内に、教室とドミトリーがあるビルディング型 ポートエリアで海が見える。大型ショッピングモールまで徒歩圏。 とにかく住環境で我慢したくない方にお勧めの高級コンドミニアム利用。落ち着いた環境できめ細やかなレッスンを希望される方に。


3D
教室はビル内にあり、ドミトリーは近隣にあり 中規模ショッピングモールと一体化したビル内に所在。  元々、韓国系学校が前身のため、ノウハウ十分の安心感が魅力。


PICO
教室のある建物と別に、車で5分程度の距離にドミトリーあり 外資系企業が多いアラバン地区に立地。 1日単位で就学期間を決められる柔軟さが魅力で、スケジュール調整が難しい社会人の短期留学に嬉しい。


IDEA DAVAO
同じビルディング内に、教室とドミトリーがあるビルディング型 市街地の複合ビル内に所在。 日系学校では珍しいスパルタ式の英語学校。中だるみを防いで、ストイックに学習したい方に。



学校一覧へ エリア別一覧へ コース別一覧へ

 


フィリピン留学のお問い合わせ

お問い合わせ・資料請求 お申し込み


ページの上部へ戻る

Copyright© 2011 ブロス留学センター All Rights Reserved.